WFUMB 2017 TAIPEI 参加報告
2017年10月13日（金）-17日（火）、台湾の台北国際会議センターにて開催された World Federation for Ultrasound in Medicine and Biology Congress in 2017 (WFUMB 2017 TAIPEI)に参加してまいりました。WFUMBは2年に一度開催される超音波医学に関する国際学会であり今回16回目の開催となります。全部で177セッションあり、Basic Science, Breast Ultrasound, Chest Ultrasoundなど、超音波医学に関連する全部で22領域の講演および発表が行われました。すべてのセッションが同時並行で進められるため、Breast Ultrasoundのセッション中心に参加しましたが、Deep Learningを活用した画像診断に関する研究発表もあり、フロアの参加者からも、単施設ではなく多施設になり超音波機器が異なる場合やレイヤーの数の決め方など、多くの質問が挙がっておりました。
発表者 八重樫 寛子
演題吊 Remote Breast Ultrasound Image Interpretation System for Multicenter Study (JABTS BC-04 Study)
最後となりますが、今回行いました遠隔読影システムに関する発表で、Best Oral Awardを受賞することが出来ました。残念ながら飛行機の関係でClosing Ceremonyの授賞式には参加できませんでしたが、山口教授をはじめ日本乳腺甲状腺超音波医学会乳腺用語診断基準委員会の先生方のご指導があったからこそ受賞できたものであり、この場をお借りし感謝申し上げます。
次回は2019年9月5日-9日にオーストラリアのメルボルンにて開催予定です！
JABTSの先生方、ありがとうございました！